2011年09月09日

個人事業主になったらC予算を立てる

サラリーマンをしながら個人事業主として開業する。
給与所得と事業所得を足した上での、総額課税方式の
利点を最大に享受しようというのが、このブログの趣旨だ。


・つまり、会社からの収入も安定していて、副業として始めた
 (税務処理上はたんなる雑所得である)収入が予想以上に
 増えそうで、税金(税率)が一気に上がるのでなんとかならないか?

・会社からの収入だけでは生活がギリギリで、
 個人事業主として開業して、
 とにかく払う税金をなんとか少なくできないだろうか?


大体この2点が当ブログ訪問の理由だと思うので、
もう一度強調しておきたい。


個人事業主として開業するということは、
経費(費用)の裁量の余地が非常に大きいということである。


そして裁量の余地が大きいということは、自分の場合は
どのようになるのか、という予算を考えておくことが大事だ。


給与所得の場合には

 収入(給与)−給与所得控除−そのほか控除=課税すべき所得金額
 500万円     (合計で200万円)         300万円

上記の計算式があり、そのほか扶養家族の有無などで
自動的に計算される場合がほとんどで、限られたテクニックを
使っての節税にも限度がある。
(配偶者控除、医療費控除など)

しかし

事業所得の場合には

 収入(売上げ)−費用(経費)=利益(あるいは損失)
 30万円      60万円    ▲30万円     

上記計算式での「費用(経費)」は相当裁量の余地があり
生業として事業を開業しても赤字になってしまい、
例えば給与所得300万円と事業所得▲30万円で、総額課税方式だと
課税すべき所得金額が、合計で270万円に

なってしまうこともある。



また事業所得がこんな風になって、相当税金を支払う(税率が上がる)

 収入(売上げ)−費用(経費)=利益
 300万円     60万円    240万円  

場合になっても、個人事業主として開業し青色申告していれば

 利益240万円−青色申告特別控除65万円  =利益0万円
          小規模企業共済掛金84万円
          青色事業専従者給与91万円

このような合法的な節税が可能である。


・自分の給与所得が最終的にいくらになるのか

・事業所得(事業での収入と経費がいくらぐらいになるか

・給与所得と事業所得を合計するとどれぐらいになるのか

以上3点をしっかり計算し、組み立てていく「予算化」が
非常に大事なのである。


posted by 近江商人 at 23:15| Comment(0) | 個人事業主になったらすべき事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

個人事業主になったらB領収書の管理

確定申告を一度もしたことがない人には実感がわかないだろうが
領収書は非常に大事なものだ。


なぜかというと、「何時、これだけの経費がかかりました」
という証明書であり、これがないことには経費計上が
非常に難しい。

※例外的に一定程度認められるケースがあって
 冠婚葬祭や切符代など領収書の出ない場合や、
 割り勘にして相手がまとめて支払った場合など
 社会常識から逸脱しない&多額でないことが必要である。


この領収書の積み重ねが経費になり、
売上げ−経費=利益 の方程式からすると
所得を減らしてくれる(税金を減らしてくれる)存在だ。


この領収書を、レシートで代用しようとする人もいるが
・レシートだと誰が使ったかわからない
・印字が消える危険がある。
・レシートだと詳細な出費時間や項目、人数まで記載される
よって正式に、自分の名前を書いてもらった領収書を
受け取るようにする。


ちなみに確定申告の資料は、提出期限から7年間の保管義務がある。
また領収書だと、こちらの希望する経費内容で但し書きをもらえる。


この領収書、あっという間にたまって行くので
受け取ったら直ぐに、箱などに入れるか、ファイリングをすべきだ。
(ファイリングは日付順が一番分かりやすい)


また公共料金等の支払いをカード払いにしている場合には
領収書が発行されないので、カードの引き落とし明細を
きちんと保管しておく必要がある。
ラベル:領収書 税金 節税
posted by 近江商人 at 22:14| Comment(0) | 個人事業主になったらすべき事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

個人事業主になったらA銀行口座・カード

会計ソフトの次に必要なことは、実際のお金の
流れを管理することだ。

会社員としてのあなたと、個人事業主としてのあなたは
人としては同じでも、お金を管理する人としては別人になる。


会社員  :給与の振込み、生活費の支払い、
個人事業主:売上げの入金、経費の支払い

これらが同じ銀行口座、カードなどで入出金されていると
区分が非常にわかりにくく、税務署の心象が悪い。


よって以下のように区分することが望ましい


【サラリーマンとして使うもの】
Å銀行・・給与の振込、個人で自由に使う現金の引き出し口座
クレジットカード@・・個人で自由に使うカード


【個人事業主として使うもの】
B銀行・・収入の入金専用口座
C銀行・・支出の専用銀行
    (支出とは経費や、事業用クレジットカードの引落とし
     そのほか、事業用の支払いに使用する現金の引出口座)

クレジットカードA・・個人事業主として経費を支払うカード

※厳密にいうと財布も本来別にすべきだが、現金出納帳で
 きちんと管理がされていれば問題ない

なお、この際にBとCは新しく口座を開設しカードAも作り
残高0円からスタートすると、なお金の流れが透明になる。

Bは複数所有してかまわないが、管理のしやすさから
メガバンクから1つ、ネット専用バンクから1つをお勧めする。

ネット専用バンクにもいろいろあるが、圧倒的に
使いやすいのは、今のところ楽天銀行である。





同時にカードの作成もすると、ポイントもついてお得である。



そして資本金としてC銀行にいくらかの資金を入金すれば
個人事業主としてのお金がクリアな状態からスタートできる。
posted by 近江商人 at 12:23| Comment(0) | 個人事業主になったらすべき事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

個人事業主になったら@会計ソフト

個人事業主として開業する場合には、
すでに税務署に以下の書類を提出しているか
今一度確認してみよう。

「個人事業の開業・廃業等届出書」
「所得税の青色申告承認申請書」
「青色事業専従者給与に関する届出書」
「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」


すでに書類を提出されていれば、これで個人事業主として
晴れて開業したことになる。

当然これまでの「趣味」ではなく、「生業(なりわい)」として
行う行為なのだから、お金の動きが明確に把握できないとだめだ。

サラリーマンで個人事業主を兼業する場合には、確定申告を
しなければいけないのだが、この時個人事業主は事業の決算書
(貸借対照表や損益計算書など)を添付しなければならない。


こういった経理処理は

@会計ソフトを使用して自分で処理
A記帳代行業者を使用して決算時に自分で処理
B税理士や会計士に依頼して全ておまかせ

という方法があるが、@なら大体年額1万円
Aなら年額数万円、Bは、はるかに高額になる。

ちなみに@、A、Bどの方法で経理処理をするにせよ、
必ず通帳や領収書などを参考に処理していくので、
費用対効果を考え、@をお勧めする。

というのも、このブログで紹介していく節税テクニックは
税理士側からはそうそう教えてくれない、「違法ではない」
というギリギリのものも含まれるからである。


では会計ソフトの選択であるが、実は事実上
スタンダードになっているソフトがある。

それは弥生株式会社の
「やよいの青色申告」シリーズである。
http://www.yayoi-kk.co.jp/products/aoiro/


業務用会計ソフトの会社だけあって、
ユーザーインターフェイスも操作性もすばらしく
個人事業主が使うソフトのシェアは圧倒的である。

経理を全くやったことがない人でも、ある程度
アイコンを選んでいけば、経理処理ができるように
作りこまれている。

そしてそのまま確定申告資料まで作成できるようになっている。

またここはカスタマーサポートが非常に優れており
何より税務署からの信頼が厚い(これ重要)


安い会計ソフトはそれなりになんらかのバグがあったり
税制改正に対応仕切れないケースも多いので、
「やよいの青色申告」を是非お勧めする。



posted by 近江商人 at 11:13| Comment(0) | 個人事業主になったらすべき事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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