2011年08月31日

収入と所得と課税対象額の違い1

まず最初に知っておくべきことは、
「収入」と「所得」と「課税対象額」の違いだ。

一見似ているようで、この「収入」と「所得」と「課税対象額」
は税金を考える上で全く違うものだという事を、
知っておく必要がある。



代表的な例として、サラリーマンの場合を見てみる。

「収入」はずばり給与の額面金額そのもの
年俸制であれば、1月から12月に支払われたもの。
月給製であれば、月々の月給とボーナスを合計したもの。

「所得」は上記の「収入」から「給与所得控除」
を行ったあとの金額のことをさす。

※「給与所得控除」とはサラリーマンの経費として
  国が大体これぐらいと決めている金額のこと。
  実は意外と金額が大きい。

「控除」の詳細については、別に説明するが、
大まかにイメージを掴んでもらうために

「控除」≒本人が最低限生計を維持するのに必要な出費
     家族を養ったり、税金をかける対象として計算しない金額

という風に把握してもらえばよい。

この「収入」−「給与所得控除」=「所得」の算式の後に
「所得」−「所得から差し引かれる金額(控除額)」=「課税対象額」
が来る。


もし時間があれば、一番直近の「源泉徴収票」
(年末調整の時にもらうやつ)を参考にしながら
見てもらいたい。


支払金額  給与所得控除後の金額 所得控除の額の合計額 源泉徴収額
 (A)        (B)             (C)           (D)


(A)>(B)>(C)>(D)
 
特殊な雇用形態でない限り、上のような記載になっているはずだ。

注目すべきは源泉徴収票には「課税対象額」という項目がないことだ。

収入と所得と課税対象額の違い2
収入と所得と課税対象額の違い3

posted by 近江商人 at 17:33| Comment(0) | 日本の税制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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