2011年09月07日

個人事業主の勧めB究極の節税計算式編

個人事業主の勧め@希望編
個人事業主の勧めA節税編

これまで個人事業主になることが、あなたのモチベーションアップと
同時に節税につながるということを強調してきたが、
さらなる節税の計算式がある。

それは日本の税制度の総合課税制度を最大限に活用し、
「給与所得」と「事業所得」とで節税ができてしまう点である。

サラリーマンとしてのあなたの収入が500万円であったとする
(簡便化するためにすべての控除を行ったと想定して)
この場合の給与所得が300万円

一方グルメライターとしてのあなたの今年の収入は30万円だった。
しかし将来グルメライターとして花開きたいあなたは、積極的に
取材活動(食べ歩き)を行い、ブログやサイトを頻繁に更新し
web広告を載せ、デジカメやパソコンなどの設備投資を行った結果
支出(経費)が年間60万円に達した。

この場合の事業所得の計算式は
収入30万円−経費(支出)60万円=課税される所得金額▲30万円

事業所得がマイナス30万円という結果になる。

これは給与所得では絶対にありえない現象だが、
事業というのは創業から毎年黒字になることなどありえないので、
このような計算が認められるのだ。

思い出して欲しい、日本の税制度は総合課税方式であることを。


するとあなたがサラリーマンでありグルメライターとしての
個人事業主として確定申告を行った場合、

給与所得300万+事業所得▲30万=課税される所得金額270万

という究極の節税計算式が完成する。



もう一度確認するために箇条書きにする。

○趣味で食べ歩きをしている場合

給与所得300万+雑所得30万円=課税される所得金額330万円
所得税、住民税ともに給与所得に上乗せして課税
かかった費用は自分持ち


○グルメライターとして個人事業主であった場合

給与所得300万+事業所得▲30万=課税される所得金額270万
所得税、住民税ともに給与所得から減額して課税
かかった費用はどうどうと経費として計上


どちらが有利かは一目見てわかる。
あとは究極の節税計算式をあなたが解いていくだけだ。
posted by 近江商人 at 12:05| Comment(0) | なぜ個人事業主を勧めるのか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

個人事業主の勧めA節税編

個人事業主の勧め@希望編
では、あなたが個人事業主になることで新たな可能性が
広がることを指摘した。

では個人事業主のもうひとつのメリットはなんだろうか?
それは合法的に節税ができる、というものである。

先に紹介した「希望編」では「好きこそものの上手なれ」
であったとしても、それは世間的には「趣味」になって
しまう点を注意した。


では個人事業主の場合、どのように節税が可能であるかを
簡単に説明する。


サラリーマン(給与所得者)の場合、
収入から給与所得控除を引き、さらにそのほかの配偶者控除
などを控除して、最終的に「課税すべき所得金額」
を算出する。

多少のテクニックで節税できる部分もあるが、
ほとんどは機械的に決定する場合が多い。


これに対して個人事業主の所得は以下の計算式で
算出される。

収入(売上げ)から経費を引き、
残った金額がプラスであった場合にさらに
「青色申告特別控除65万円※あとで説明」や
「白色申告特別控除10万円※あとで説明」などの控除を行い
最終的な「課税すべき所得金額」を算出する。


ここで個人事業主の収支について利点を述べるが
収入(売上げ)はともかく、経費(支出)に
裁量の余地が非常に大きい!

たとえば現在、あなたは本来自分がやりたい仕事でなかった
サラリーマンで生計を立てていたとする。

ところが趣味の「食べ歩き」を「グルメライター」として
正式に「個人事業主」として活動するとどうなるか。

あなたがwebサイトやブログにアップした内容やメルマガ
にはバナーリンクが貼られ、アフィリエイト収入が
入ってくる。アクセスが非常に多くなってきた場合には
ちょっとした額が入ってくることになる。

これに対して、食事をしに行ったときの食費は「取材費」に
電車代は「交通費」に、デジカメ代は「消耗品費」に
毎日webサイトやブログを更新するのにかかるプロバイダー料金は
「通信費」に、それぞれ費用として計上することが可能なのだ。

全てが全額認められるわけではないが、
正式に「個人事業主」として活動した場合、
上記の収入や支出(経費)に基づいて、最終的な
「課税すべき所得金額」を出す。

あなたの「やりたかったこと」で得られる収入も
かかる費用も合法的に活用できるのだ。


ちなみにこの個人事業主としての「事業の内容」であるが
日本の法律に違反していない内容であれば、如何なる内容でも
業(なりわい)としての届出が可能である。

その内容が生計を維持できるものでなくても、
「いつかはやりたかったこと」で収入を得ていくことを
公式に届出しておくことで、このような節税が可能になる。

グルメライターとして収入が年間30万円あったとしても
「個人事業主」でなければ「雑所得」として
「給与所得」と合算され容赦なく課税される。

支出は趣味の範囲とみなされ、経費は発生しない。


ところが「個人事業主」になっておくだけで
年間30万円の収入に対して、取材費やら交通費やら
通信費やら消耗品費やらで年間30万円かかったとすると
「事業所得」は0円となり、あなたが個人事業主として
活動した部分については1円も課税されないのだ。
posted by 近江商人 at 11:40| Comment(0) | なぜ個人事業主を勧めるのか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月06日

個人事業主の勧め@希望編

このサイトでは日本の税制度や控除の種類などについて
解説している。

そこではサラリーマンとしての有利な点(給与所得控除が受けられる)
と個人事業主の有利な点(経費を計上できる)の両取りを狙っている。

決して個人事業主としての一本立ちは勧めていない。
(リスクが高すぎる)

ただし私が個人事業主を進める点で、
非常に大事な事だと考えている部分がある。

それは「好きこそものの上手なれ」である。


いくつか例を挙げると、

・料理好きな主婦がレシピをブログで紹介していたら
 有名になり、雑誌で掲載されたり書籍を出版したりする

・株やFXのトレード手法で優れた成績を上げ、
 人気がでて、有料メルマガを配信したりする

・温泉が好きで、全国の温泉巡りをしているうちに
 雑誌やテレビの出演依頼がくる

など、その道を極めていくと、何かがついてくることが多いからだ。



慣れない事をいきなりやって副収入を得ようとするのは難しい。

しかし、スポーツでも、芸術でも、ライフスタイルでも
どんなことでも好きなことであれば、苦にならず打ち込めるはずだ。

そうした結果、webの世界というツールを武器に
収入や知名度、人脈といったかけがえのないものを
手に入れることができる。

つまりサラリーマンであるあなたが、
もうひとつの世界を持つということで、これはすばらしい財産になる。
ひょっとすると本業のサラリーをしのぐほどの収入が得られるかも
しれない。

ただし、単に好きなことをやっていても世間ではそれを趣味という。
もし収入が得られたとしても、税の世界では、
「雑所得」や「一時所得」というカテゴリーに入って容赦なく
税金を取られる。


そのため「単なる趣味」から「個人事業主」へと手続きをすることで
好きな事への取り組みの気持ちを強くすることが狙いである。


「個人事業主」は、サラリーマン以外の顔を持つあなた、
を創り出す有効なモチベーションになるのだ。

posted by 近江商人 at 22:32| Comment(0) | なぜ個人事業主を勧めるのか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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