2011年10月04日

節税の方法:自宅が事務所、持ち家のワナ

節税の方法:住宅ローンと減価償却費 では

持ち家を事務所にする場合に、住宅ローン控除の
方が減価償却費よりも金額が多くなるケースが多い
ということを指摘した。

ただし、そうもならないケースがあることに
注意しなければいけない。


国税庁 マイホームの取得等と所得税の税額控除
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1210.htm

ここにさらりと書かれているが、以下のようなワナが
いくつもある。


■新築又は取得をした住宅の床面積が50平方メートル以上であり
→マンションなどで、これを満たさないケースがある。


■「住宅借入金等特別控除の控除期間及び控除額の計算方法」
・居住の用に供した年 平成23年1月1日から平成23年12月31日まで
・控除期間 10年 
・各年の控除額の計算 1〜10年目 年末残高等×1%
 (控除限度額)40万円

→居住の用に供した年によって、有利不利があり
 平成21〜22年度中なら年間上限50万円
 平成23年度なら年間上限40万円
 平成24年度なら年間上限30万円
 平成25年度だと年間上限20万円になる。

この先、住宅ローン減税がおいしいとは
一概に言えないのだ。



■賃貸との比較

平成23年度で住宅ローン控除を受けた場合の年間上限30万円

→都内などで家賃15万円の物件を借りた場合の
 事業用比率を目標の35%にした場合の地代家賃計上額は

 15万円×0.35×12ヶ月=63万円

63万円の経費計上>30万円の住宅ローン控除

都内などで賃貸SOHO型の事務所兼住宅が
有利なのは、この点なのだ。


今賃貸物件に住んでいる人も、住宅ローンを抱えている人も
合法的な節税額については、きちんと整理しておくことが大事だ。
posted by 近江商人 at 12:40| Comment(0) | 節税テクニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月03日

節税の方法:住宅ローンと減価償却費

経費の内容L地代家賃 で個人事業主で
大きな節税効果が期待できるのが、自宅の地代家賃(または減価償却費)
としての費用計上であることはすでに説明した。


これは自宅が賃貸の場合と持ち家の場合で大きく違ってくる。

・賃貸の場合、毎月の家賃×一定比率=地代家賃

・持ち家の場合、住宅ローンの金利の一定比率=利子割引料
        固定資産税=租税公課
        火災保険=支払保険料
        元本返済は単なる借金の返済なので経費にならず
        住宅の資産価値目減り分=減価償却費


となるのだが、持ち家の場合「住宅借入金等特別控除」(いわゆる住宅ローン控除)
との兼ね合いで、どちらが有利になるか難しい場合がある。


年末調整や確定申告でいわゆる住宅ローン控除を受ける場合には
その対象になるのは「居住に要した部分」のみである。


したがって、個人事業主が事業に要する部分については
(建物の減価償却費の費用計上)は、住宅ローン控除の対象にならない
というのが、税務署の見解である。


よって住宅ローン減税よりも有利と判断する場合には
建物の減価償却費として計算してもよいが、
住宅ローン控除額の方がはるかにでかい場合が多い。

(自分の年末調整用資料を元に、一度調べてみて欲しい)


ただし、住宅ローン控除にはいろいろな条件があり
その特典も細かく決められている。


国税庁 マイホームの取得等と所得税の税額控除
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1210.htm


返済方法などによっては住宅ローン控除の用件を満たさない場合も
あるので、くれぐれもどちらが有利かをよく比較検討して欲しい。
posted by 近江商人 at 16:02| Comment(0) | 節税テクニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月18日

節税の方法:仕事部屋の作り方

地代家賃」で自宅を事務所に使用する場合には
経費として計上できることは解説した。


家賃関係は金額が大きいので、是非仕事部屋を
作るべきだ。


実際、仕事部屋とはどのような部屋を指すのか
具体的に例を挙げる。


ちなみに「地代家賃」では
「仕事部屋として独立させることが望ましい、と書いたが
私的なものが置いてあっては一切だめかというと
そんなことはない。


机、椅子、パソコン、プリンター、電話機、ルーター
書棚、などがおいてあれば、概ね仕事部屋として
「税務調査」を受けた際にも問題はない。


なおこの書棚は机に座った場合の目線か、背が高いものは
立ったときの目線に「領収書綴り」「確定申告関係」
「カード明細」「水道光熱費検収一覧」などの
名前をつけたファイルを3〜4冊ならべておけば
さらに安心である。

なお、個人事業の内容としてグルメライターを届出している
場合には、書棚が空であるよりも、レシピ帳やるるぶ、
などの本やDVDなどが並んでいるほうが税務署の心象はよい。

自分が事業として届出しているものの関連書籍や
資料が並んでいれば、いかにも仕事部屋らしく見える。


衣類を入れるクリヤボックスやハンガーラック
スポーツ用品などがおいてあってもOKだ。


※例外としてはベッドがあり、
 これがあると仕事部屋と認められない場合がある。

posted by 近江商人 at 12:48| Comment(0) | 節税テクニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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