2011年09月04日

医療費控除

「医療費控除」とは

納税者本人やその本人と生計を同じくする配偶者、
子供、その他の親族が医療費を一定以上支払った時
控除されるものである。

毎年1月1日〜12月31日までの1年間に支払った、
治療費や入院費などの医療費が対象になる。

ただし、美容整形やエステ、ダイエットなどの費用は、
本来の医療目的ではないので、医療費控除は利用できない。

家族で実際の領収書の日付ベースで10万円と憶えておくとよい。

医療費控除の詳細については
国税庁の公式サイトを参照。


医療費控除での節税テクニック

その@は、まず夫婦が共働きの場合には
収入(所得)が多い方に医療費控除を集中させることだ。

というのも、生計を一にする間では誰が医療費を払ったかは
問題ではなく、いくら払ったかが問題となる。

その場合、少しでも所得が多い方から控除したほうが
税率(所得税、住民税)が下がるのだ。

夫婦ばらばらだと1人5万円で控除の対象外だが、
どちらかにまとめると1人で10万円の控除が受けられる。


そのAは対象となる医療費の中身だ。
医者の診察や入院はもちろん、虫歯の治療や
市販薬の購入、眼鏡代も対象となる。

絶えず領収書を集めておき、10万円ぎりぎりの時は
市販薬や眼鏡を購入すると、無事に10万円を超えて
医療費控除の対象となる。

そのB、街中にあるマッサージ(てもみん、タイ式)などに
行ってはならない。必ず○○整骨院(保険診療できます
に通うべきである。

なぜかというと前者はいくら払っても医療費控除の対象には
ならないが、後者は医療費控除の対象になるからである。



ただしこれには建前と実際の乖離があって
法律上は[平成21年4月1日現在法令等]

 医療費控除の対象となる医療費は次のとおりであり、
その病状などに応じて一般的に支出される水準を
著しく超えない部分の金額とされています。

1〜3は省略

4 あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、
柔道整復師による施術の対価(ただし、疲れを癒したり、
体調を整えるといった治療に直接関係のないものは含まれません。)


つまり治療に直接関係のあるもので、一般的な水準を著しく超えない限り
控除の対象になる。

よって馴染みの整骨院や鍼灸院などに通えば
治療の一環として施術を受けることができ、
しかも節税にもなるので一石二鳥である。

※なお近年この柔道整復師による健康保険治療について
 健康保険組合が調査(出費)を厳しくしているが、
 所得税法上は医療費の対象となっている。

 詳細は馴染みの整骨院と相談して欲しい。


そのC、この医療費控除の申告は過去5年までさかのぼって
可能である。今からでも遅くないので、領収書を見直して
計算してみよう。

所得税が還付されるということは、住民税も還付される
可能性が高いということだ。
posted by 近江商人 at 12:46| Comment(0) | 節税テクニック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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